Antique trade beads from “Ft Vancouver”

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ハドソン・ベイ・カンバニー(ハドソン湾会社/HBC)により北米にもたらされた、1700~1800年代のヨーロッパ&中国産トレードビーズ。

 

ハドソン・ベイ・カンパニーは、現存する世界最古の株式会社であり、ハドソン湾岸での毛皮資源を専有するために、1670 年にイングランド国王チャールズ2世が、ルーパート王子ほか18名からなる「ハドソン湾で交易するイングランドの冒険家たち」に特許状を下賜しました。

国王の肖像を付した美麗な特許状により、彼らは「ハドソン湾の海、沿岸、そこに流れ込む諸河川の流域の一帯」の「真の支配者にして所有者」となり、アジアでの東インド会社のように、アメリカ大陸側の権限を一存される巨大貿易会社となりました。

 

ヨーロッパ全体からの毛皮の需要は、北米の歴史と切っても切れない関係にあり、何故そこまで毛皮をヨーロッパ人は求めたのか、その重要性を理解する為には、山川出版社、木村和男筆「カヌーとビーヴァーの帝国」、太平洋側は「ラッコとガラス玉」など詳しく書かれているのでお勧めです。

 

こちらのトレードビーズは、コロンビア川に面したワシントン州のFort Vancouver(バンクーバー砦)で見つかったものです。

 

バンクーバー砦はハドソン・ベイ・カンバニーが所有した交易の拠点です。

 

砦は、先住民が採取した毛皮と交換品との交換を行うべく交易所を設立していました。

交易所は特定の場所に孤立して立地していたわけではなく競争会社から、あるいは外敵から保護するために作られ、砦の内に交易所が置かれたととらえる方が正確です。

 

このような交易所の役割を担っていた砦が北米には無数にあります。

 

バンクーバー砦はとりわけ、太平洋岸北西部における毛皮交易の最重要拠点であり、砦の内外には1000人以上の大集落がありました。

 

先住民ネイティブインディアン達が持ち込んだ毛皮は、ポンドやペニーなどイギリス通貨で支払われたわけではありません。

インディアンにとっては異国の紙幣や硬化は無用の長物であり、支払は物々交換の形をとりました。

インディアン達は、ガラスビーズの他、鉄砲、火薬、ナイフ、斧、真鍮ヤカン、ブランデー、毛布、フランネル、シャツやスプーン、針等のヨーロッパ製の工業製品と物々交換しました。その中で重要な位置を占めたのがガラスビーズです。

換算率は時代、それぞれの交易所の条件、ヌーヴェル・フランスとの競合で変動しましたが、1733年のオルバニー交易所の換算票によると、3/4ポンド(約340g)の色付きガラスビーズがビーバーの毛皮1枚と等価交換されていたそうです。

 

ネイティブインディアン達にとってのガラスビーズとは?これも興味深く重要なテーマですが、長大となる為、又別の機会を設けたいと思います。

 

バンクーバー砦跡からは、10万個を超えるガラスビーズが発掘されており、現バンークーバー国立歴史史跡の博物館は、150種類を越える2万5千個のヨーロッパ産や中国製のトレードビーズを所有しているとされています。

 

こちらは、コロンビア川流域で見つかる典型的なヴェネチアやボヘミア、中国産トレードビーズです。

インディゴ、ブルー、オパール乳白の単層&層構造を持つロシアンブルー、南米でも稀に見られる水色とアンバー、クリアのシンプルカットの最初期の小型タイプなど複数種のロシアンブルーや、ホワイトハーツ(いくつかコアがピンク色の最初期の物)、グリーンハーツや、グーズベリー、中国産のクリアパドレなど。グリーンハーツはこの中で最も古い可能性があります。

北米渡りのトレードビーズは、一通り集められた方に是非チャレンジして頂きたいと思いますが、非常に希少で特に自国の歴史に関する為、アメリカでは特にコレクターが多くいます。又、残念ながら市場ではアフリカ渡りの物を北米渡りとして偽って売られている事がほとんどです。北米渡りとアフリカ渡り、同じ玉でも当然来歴の異がありますので、その価値も又違います。見極めは両者に精通していなければ難しく、とりわけ信頼出来る出所の物でなければ騙される事がありますので注意が必要です。

 

 

Size   ロシアンブルー 大 約8×7mm WH 約7×7mm 全長 約22cm    約24cm

 
 
売切れ
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