およそ2千年前のチベットのAncient dZi bead。
途方もなく長い年月、チベットで代々受け継がれてきた、ふたつの2アイ。
両側に眼がある「二パ・カプトゥ」と稲妻ラインの「 ゴスィ・ニパ」。共に2アイですが紋様が異なります。
庶民的な親しみに溢れる、このふたつの珠は、色合いや大きさがそっくりで、9アイの両側に組まれた、二つそろっての一組みでした。
可愛さと愛嬌があるのは小柄なサイズ故。大きな珠にはない魅力があると感じています。
ニパ・カプトゥは、いわゆる紅線裂紋と言われる、ブラッドスポットが超過密したナチュラルなラインがあります。(拡大画像をご覧ください)何故このようなラインが生まれるのかははっきり分かっていませんが、ツァリ(内包的クラック)ではなく、強固に結合している部分と言われています。
どちらも状態良く、リペア等も一切ありません。又、共にブラッドポットが全体に浮き出ています。
Size 二パ・カプトゥ 20.5×8.5mm ゴスィ・ニパ 22.5×8mm