およそ2千年前のAncient Tibetan broken SonamSite dZi bead。
中央に巨大なアイを擁するSonamSite(ソナム・シテ/サナム・シテ)の片割れ。この珠は高貴な部類に入り、決して庶民的な紋様ではありません。漢民族は双天地と呼んでいますが、コピーはいくらでもあっても、オリジナルとなると非常に希少で滅多な事ではお目にかかれません。
完品であれば5cmを越えていた事でしょう。
綺麗に中央で割れた為、幸いアイとドアは両方とも残っています。
シッキムでおよそ50年前に実際に行われた実例を直接聞いた事がありますが、昔のチベタンは形見分けとして、意図的に半分に割り、兄弟や家族間で分け与える風習がありました。(さすがに現代で残っていない風習だと思います。)自然落下であれば、このような中央部で均整のとれた割れ方はするものなのか、タイムマシンがあれば遠い昔に、何があったのか調べる事は出来ますが、今は推測する事しか出来ません。
色は、ダークブラウンと白いラインの美しいコントラストです。ぎっしり埋め尽くす無数の風化紋やマッツァ(ブラッドスポット)、オイリーな肌質や堅牢な石質など、とても力強い存在感です。
※こちらは国内配送となります。
Size 約26×11.5mm