およそ2千年前のチベットのAncient Tibetan Chung dZi。
流線が二線描かれた特殊タイプ。
中央の黄色系のバンドと対比をなす、強烈な黒とアイボリーの3色コントラストは、小さな傷から覗くと、高度なエッチング工程が見て取れます。色の染み込み方がとても深く、最高の石質とあいまりこの珠のクオリティの高さが一目瞭然です。
東チベットのカムパが持っていたもので、手持ちに現金を持っていなかった私は、高価な珠と物々交換した思い出があります。目にした瞬間にかっこよさに惚れ込んでしまった事は言うまでもありません。
サイズは31mmの大きさ。脂ぎった肌質をしています。両側が折れていますが、幸い2線はしっかりと残っており、穴回りがすでに滑らかに摩耗している事から、この状態で長い間伝世されてた事がわかります。
Size 31×10mm