1970年代に北インドのラダックやチベットを旅した旅人のプライベートコレクション品。この時代には今では見られない凄いものがあったことは想像出来ます。
この「ガウ」型のトクチャは、おそらく500年は経過した非常に古いものです。ガウは大きなものは携帯型の仏壇としても使われますが、こちらのような首から下げる小型のものは、高僧の写真やマントラ、ブレッシングされた厄除けのお守り各種、dZiやトクチャ、薬等々、ご利益あるものはなんでも奉納されます。
こちらはガウの背面だけが残った残欠です。(何百年も前のトクチャのガウとしては、このような状態で見つかる事が一般的です。)つまりトクチャ自体がお守りなので、お守りがおさめられていたお守りという事になります。
紐の凄まじい摩耗で実質ループが千切れてしまっています。身に着ける場合は、太い紐を通す事をお勧めします。
Size 約36×30×11mm
販売価格(税込)
¥50,000