数百年は間違いなく経っている、チベットの古いトクチャ。
トクチャ本来の色合いは黒ずんだ酸化の下に隠れています。
使い込むうちにピカピカなパティナが見え隠れする事でしょう。
形状、紋様、用途等、チベット人ですら現代では理解する事が困難なモチーフ。
が、非常に訴えかける不思議な存在感があります。
稲妻の多いチベット高原では、その昔遊牧民のテントに避雷針として天井に何十個も括りつけられたそうです。『thunderbolt』と呼ばれる理由はそこから来ているのかもしれません。
トクチャについてはこちらもご覧下さい。