Beyul(ベユル)へようこそ。

 

Beyulは、世界各地のアンティークビーズを扱うイギリスのお店です。

 

ビーズの語源は〈祈り〉で、祈禱の回数をロザリオの玉で数えることに由来する、bidden 、 bedeという古英語であるアングロサクソン語からきています。

日本では、紐を通す穴がある色ガラスの事を蜻蛉玉(トンボ玉)と呼び、江戸時代にこの名称が登場しました。

 

アンティークビーズについて、知れば知るほどはっきりする事実があります。

 

この世界の研究の第一人者である、亡Peter Francis Jr氏が名言を残しています。

 

「The study of ancient beads is really the study of ancient people.」

 

この小さくも美しい玉には、古代の人々の想いや、社会状況、歴史的側面、貿易、制作状況が生々しく映し出されています。

 

ビーズと向かい合うと言う事は、昔の世界を探求しているという事に他ありません。

 

そして、それらを作り出した人々の技工や創作的なデザイン等、芸術的観点からも限りない魅力があります。

 

ビーズの歴史は10万年前まで遡ります。

 

考古学的な発掘からは、東西を問わずビーズの出土が一番多い事が分かっています。

 

当初は貝や石、動物の牙や骨に穴をくり貫いただけの簡素なものでしたが、これが人類最古の装身具/護符でした。そしてそれはやがて富や権力を象徴する意味合いをもつようになります。ビーズの歴史は貨幣の歴史とも重なります。「貨」は文字通り「貝」が「化」けた、即ち、貝殻が発祥であります。次に石、そして金属、紙幣は一番歴史が新しく、一番偽物を作りやすいという欠陥があります。

 

美しいものに魅かれ、身を着飾りたいという欲望は我々の本能に根差しているのかもしれません。この心は太古から現在まで変わることはありません。

 

空想の夢の中で遊ぶだけではなく、古の人々が作り出し、受け継いできた玉達を、現代に住む我々も不思議な縁で手にすることが出来る時代になりました。

彼らと同じように身に着け、楽しむことが出来るという点でも他の骨董とは違った楽しみ方があります。