およそ2千年前のAncient Tibetan broken 9 eye dZi bead。
ブータンで代々受け継がれてきた、伝説の9アイ。
完品であれば、約6cmの9アイの中でも、大きなサイズの珠であったはずです。
チベットでは割れた珠も力がまだ宿っているとされ、女性が額に身に着けるように大切に受け継がれるのが通例です。(家内安全や繁栄を祈り、神棚にお供えされたり、ブンパやガウに奉納される、お寺やグルに喜捨、他にも目的に応じ多様な使われ方がされます。チベットではPure dZi(至純)は、天や超自然的なオリジンからの授かりもので、古代人が人工的に作りだしたものではないという、チベット目線での理解が根底にないと、その意味と文化的側面、価値を見いだせないと思います。)
およそ中央部で割れており、現在も3cmを超えるサイズと、眼が5つ残っている事が、この珠の大きな魅力です。(片鱗を数えれば6つ)ブラッドスポット多数浮き出ています。
Size 約31.3×11.6mm