12-15世紀頃のチベットのトクチャ(天鐵)。
トクチャとは、チベット語で、天空から降ってきた『金属』を意味します。稲妻、雷と関係が深いとされ雷光の金属と訳される事もあります。（英語では『thunderstorm』『thunderbolt』『sky metal』『『celestial metal』等訳されています。 ）
こちらは、チベット本土、ラサで手に入れたエンドレッスノット（ペルベウ）トクチャ。チベットではいたるところに、この八吉祥のシンボリズムを目にします。
12～15世紀頃のもので、美しい使い擦れとパティナが全体に見られます。表面は曇っており、短期間でも身に着ければ内側の金属の色合いが戻ってくるはずです。（天候や湿度の関係でトクチャの色は変化します。）
本当に古いオリジナルトクチャは今や超精巧な贋作の山の中に埋もれ、しっかりとしたものを見つけ出す事が困難になっています。（中国では特にその傾向が見られ、一昔前に比べ技術が進みました。）
エンドレスノットも無数にデザインがありますが、こちらはオーソドックスで最もシンプルなデザインです。通常このタイプはいつも、この大きさ見つかります。胸から下げるとかなりかっこいいです。
Size 約54.2×53.7×2mm
販売価格（税込）
¥84,000