およそ2千年前のAncient Tibetan Special 4 line Chung dZi
焦げ茶×白のコントラストがとても美しく、大きさも35mmある、存在感ある珠です。
中央の二線は水波のようにうねり、特殊な姿を見せてくれます。(一か所謎な小さなラインもあります)
しかし、それだけではなく、この珠には、背面から光を当てて、始めて本来の姿が読み取れる強烈な個性があります。
一見すると分からない、隠れた「眼」がひとつづつ、表と裏にあります。
この丸い眼は水晶で出来ており、この両眼を、あえて避けるように描かれた、うねるラインには明らかな古代人の意図が感じ取れます。
外観上の分類は特殊4ラインChung dZi、もうひとつの隠れた紋様は、水晶眼を活かした、特殊2アイと言えるのではないでしょうか。
この珠は、チベット南部のキーロンという町のおばあちゃんが大切に持っていたものです。赤紐の装飾もそのままにしてあります。話があった時点でネパールにいた私は、チベットには行けず、国境を越えていけるローカルの第三者を入れ、長い交渉の末譲り受ける事が出来ました。
なお、Instagramに背面の水晶眼を映した動画を載せてあります。興味ある方はこちらより御覧下さい。
Size 約35.6×10.7mm
販売価格(税込)
¥850,000