数百年前の古いチベットのルドラクシャ(ラクシ/ラクシャ/金剛菩提樹)。
チベットで使われるラクシャは両穴周りがフラットなのが一番の外観的特徴です。又、ヒマラヤ南嶺のジャンクリシャーマンのものとは来歴が異なり、ンガッパなどのチベット仏教徒が使ってきたものとなります。時間と労力をかけインドやネパールから入手する必要があったのと、特殊性の強い密教の修行に用いられたのか、チベットでは眼にする機会が少ない数珠になります。
色は黒く変色し、積み重ねられてきた祈りにより、穴は拡大し表面が滑らかに摩耗し平らになっています。
東チベットより。
Size 11/10mm