15-18世紀頃のチベットのトクチャ(天鐵)。
ダブル又はトリプルループ(リング)のトクチャモチーフは比較的一般的ですが、こちらのような分厚く立体感のあるものは大変珍しいです。
金属の質はベストで、サイズは可愛いまでの小ぶりです。
これはどのようなファンクションがあり何のためであったかと疑問に思ってしまいますが、例によって現代でははっきりとモチーフの意味は分かっていません。
究極のシンプリシティーと原初的な美しさではないでしょうか。
Size 20.8/5mm