18-19世紀頃の素晴らしいクオリティのオールドチベタンアイボリーマーラー。（タンガ）
長い間使われてきている為、象牙の色が美しく飴色の変化しています。又ふたつのオールドシルバーカウンターも現代のものでは無く、質の高い古いものが使われています。
高貴な身分の方が使用していたのか、翡翠が使われてます。翡翠は1珠に極小さな欠けが表面に見られますが気にならない程度だと思います。
又、三ケ所に上質なマザーオブパール（ニャプチェ）も組まれています。
私の所にも連絡が来ますが、近年はチベタンディーラー達は外国人から買い戻しています。
質の高い物は以前のように見つからず、現地から姿を消しているからです。仮にあったとしても高すぎるので、まだチベタンアンティークが手頃だった時代に買った外国人から買う方が安くつくのです。そしてそれは何処へ行くかというと、大抵は富裕層なチベタンか中国のコレクター達の元へ行きます。中国人はチベットのアンティーク（西蔵）を自国の文化遺産として捉えています。そして以前なら考えにくい事ですが、仏教に目覚め熱心に信仰している層がとても増えています。そういう確たる流れがチベット文化圏にあります。
このマーラーも多くのチベタンから売って欲しいと言われました。それぐらいのクオリティのものです。
状態も良好。108 粒揃っています。
Size 象牙 約6～7mm 全長約77cm