1800年代の「ヘブロン」。中東産(現パレスチナ)という珍しい産地のアンティークビーズです。
アルカリ分として原材料に死海の塩が使われたという話は有名です。
私が初めてこのビーズを目にしたのはガーナでした。
明らかにヨーロッパ産のトレードビーズとは異なる迫力があり、現地の方はカノと呼んでいたのをよく覚えています。
ハウサの古都カノからそう呼ばれているそうです。
スーダンで最も人気があるビーズで、先祖代々高い価値が置かれています。ハルトゥームの露店に行けば今でも売っているかもしれません。
こちらは様々な色のバリエーションを集めたもの。グリーンやイエロー、ブルーなど。希少なブラックもあります。
どれも良いコンディションです。
Size 約19×13mm 全長約20.5cm